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過活動膀胱

過活動膀胱は、膀胱が意図せず収縮する反射(排尿筋過活動)が起きやすくなる状態です。
その結果、突然トイレに行きたくなる「尿意切迫感」や頻尿、尿失禁が発生し、日常生活に支障をきたすことがあります。

主な症状

  • 突然の尿意切迫感(たまってもいないのに急にトイレに行きたくなる)
  • 頻尿(2時間以内にトイレに行きたくなる)
  • 尿失禁
  • 夜間の頻尿

受診の目安

  • 切迫感や尿失禁がある方
  • 夜間や日中の頻尿がある方(目安:おおむね2時間以内)

治療方法

過活動膀胱の治療には、生活改善と薬物療法を組み合わせます。
また、状況に応じてボトックス治療も提供しております。

骨盤底筋体操

骨盤周りの筋肉を強化し、症状を軽減します。

薬物療法

β3受容体作動薬

膀胱の筋肉をリラックスさせます。
副作用はあまりありませんが、まれに排尿困難になったり、脈や血圧が上昇することがあります。

抗コリン薬

膀胱の筋肉の収縮を抑制します。
主な副作用に排尿困難、便秘、口渇があります。

ボトックス治療

難治性の過活動膀胱や、副作用のため内服薬の使用が難しい場合には、膀胱の筋肉の緊張を和らげるボトックス治療を実施しています。
この治療では、ボトックスを膀胱内に直接注射することで症状を緩和します。

効果は3~6ヶ月持続し、効果が薄れるたびにメンテナンスとして再度注射を行い、生涯にわたる長期的な管理をサポートします。

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