内科・腎臓内科

Internal Medicine

内科・腎臓内科の診療内容

01動脈硬化予防

高血圧、脂質異常(中性脂肪、コレステロール異常)、高尿酸血症、糖尿病などのいわゆる生活習慣病は動脈硬化を促進し、心臓病、脳卒中、慢性腎臓病の原因になります。また排尿トラブル(頻尿や排尿障害)の原因にもなります。

動脈硬化の進行を抑えるために運動や食事の見直しも必要ですが、遺伝的な要素も多く、お薬による治療も同様に大切です。内服薬以外にもアプリによる治療(Cure App)も取り組んでいます。ご興味のある方はご相談ください。​

生活の中で大切にしていることと生涯にわたるフォローを両立するために、その人なりのプランを立て一緒に治療をしていきましょう​。

02血尿、
蛋白尿検査

検尿異常は泌尿器科的な疾患(結石や癌など)の他にも、腎臓内科的な疾患(腎炎やネフローゼ)によって引き起こされます。症状が無く、検査でしか分からないような血尿(無償構成顕微鏡的血尿)では3割程度しか疾患が見つかりません。

当院では専門医が検尿、採血、X線、エコー、内視鏡(膀胱尿道鏡)を用いた診断を行います。さらに必要な場合には他医療機関と連携して詳しく調べてもらうこともあります。​

03慢性腎臓病
(CKD)

近年では患者さんが長生きできるようになったため、糖尿病や高血圧による慢性腎臓病が増えており、問題になっています。

当院は千葉県CKD対策協力医であり、元腎移植医の医師が慢性腎臓病の診療に積極的に行っております。

軽微な腎機能障害から、保存機腎不全の外来フォローを行っております。また、腎代替療法の選択についての相談もおこなっております​。

透析医療はできませんので、末期慢性腎不全の際は基幹病院と連携をとっています。血液透析の内シャント作成ならびにリペアは、浦安中央病院勤務日に行っております。

04睡眠時無呼吸
症候群​(SAS)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は気道が狭いために睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気です。このうち9割がOSAS(気道の閉塞によるSAS)であり、扁桃肥大、鼻中隔湾曲、顎が小さいなどのほか、肥満が原因になることもあります。​

深い睡眠がまったくとれなくなり、脳も体も断続的に覚醒している状態になるため、日中に強い眠気が生じ、交通事故や労働災害の原因になります。また、重症の場合は高血圧や糖尿病、心臓病、脳卒中などのリスクが高まる、勃起障害(ED)や夜間多尿も起こします。​

当院では自宅で行える簡易検査を行い、必要であれば経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)の治療、管理を行うことができます。また、必要時には他医療機関共連携し、マウスピースの作成や耳鼻科的な手術療法の相談も行っております。​

05禁煙外来

内服薬、アプリケーション(CURE APP)を用いた禁煙外来は、ただいま内服薬の流通が世界的に滞っているため中断中です。

06骨粗鬆症

骨粗鬆症は特に女性ホルモンの影響を受けやすく、特に閉経後の女性に起こりやすい疾患です。

骨折の原因になり、放置していると痛みや変形から日常生活動作(ADL)が低下し、寝たきりに近づいてしまうため、骨密度の維持や生涯にわたるフォローが重要です。

当院ではDIP法による骨密度の検査、採血などによるマーカーのチェック、内服や注射を用いた定期的なフォローを行っております。当院では​より精密な検査(DXA法)による評価ができないため、他医療機関とも連携して診療を行うこともあります。​

07認知症

認知症は、年相応以上の物忘れを主訴にした疾患です。​

認知症の相談、診断、治療を行いますが、画像検査や専門機関と連携し診療にあたっております。​

認知症治療のゴールは、本人が住み慣れた地域で暮らし続けるためにさまざまな障壁を取り除いてゆくことにあります。そのため本人の投薬のみならず、周囲の理解とサポート体制が重要です。​

当院は、認知症サポート医であり浦安市介護認定審査員である医師と、ケアマネージャーの資格も持った看護師がおります。お気軽にご相談ください。

08漢方

西洋医学における薬は、特定の効果が高い一方で、研究されている範囲以外の症状については有効な治療薬がないものも多く、現代医療の課題といえます。

漢方薬は、中国や日本において2000年以上の歴史の中で見出された、生薬の組み合わせによる症状に対する系統的な治療薬といえます。西洋医学ではまだ判明されていない作用も多く、必ずしも全員に同じように効くわけではないことがデメリットとなります。​

以上をご理解いただけた場合は、必要な患者さんに漢方薬の処方を行っております。また、西洋薬に漢方を少し足すこともあり、ハイブリッドな治療で患者さんのより良い生活の一助になればと思っております。​

09一般内科

風邪​、花粉症(内服、点眼薬、点鼻薬)​、便秘​、不眠症​など、かかりつけ医として短期的な疾患から長期にわたるお付き合を行っております。​また発熱外来も積極的に行っております。

消化管内視鏡は行っておりませんので、必要と判断される場合は他院へ紹介させていただいております​。